普段メモはどうやって取っていますか?
PCやタブレットのデジタルメモ、アナログな紙のどちらかが多いのかなと思います。
今回「ELECOM 電子メモパッド EP-12BK-AZ」を購入しましたので、使った感想をご紹介したいと思います。
本記事では電子メモパッドを実際に仕事で使用して気づいたメリット・デメリットをまとめています。
電子メモパッドとは?
電子メモパッドの特徴
電子メモパッドは液晶ボードにタッチペンやスタイラスペンで書き込み、ボタンを押して消去できるデジタルデバイスです。電子ボード、デジタルボード、デジタルノートとも呼ばれます。
特徴としては紙のメモとは異なり、インクや消しゴムを使わず繰り返し使用することができます。また折り曲がったりしないのでバインダーのような下敷きがなくても書き込みが可能です。
電子メモパッドを使用するメリット
電子メモパッドを使用するメリットはなんといっても整理整頓の向上ではないでしょうか。たとえば、普段から紙のメモを大量に使っていると、すぐにデスクが乱雑になりがちですよね。そこで電子メモパッドの登場です。電子メモパッドは、紙のメモ感覚で手書きでき、簡単に消去機能を使って新しいメモを取ることが可能ですし、その上で紙を使わないので、その分デスクの上がスッキリします。
またデジタルメモと異なり常時見える手元に置いておけるので、「せっかくメモしていたのに忘れていた」なんてこともなくなります。やはり大事なメモは目がつくところにあったほうが便利ですよね。

「ELECOM 電子メモパッド EP-12BK-AZ」の概要
デザインと機能性
100円均一やAmazonでは1,000円以下の電子メモパッドも販売されていますが、それと比較するとELECOMの電子メモパッドはシンプルかつ、スタイリッシュなデザインで、デスクに常時置いてあっても邪魔をしません。画面は一般的に8インチ程度のサイズが多いですが、今回は12インチと比較的大きいサイズを購入しました。

機能性は他の電子メモパッドとあまり変わりませんが、ロック機能がついているのでメモを誤って消去することを防いでくれるので安心です。電源はCR2025のボタン電池ですが、頻繁に交換するものでもないですし気にしなくても良いと思います。お子さんの誤飲防止にネジが電池蓋についている点もいいですね。

EP-12BK-AZ(今回購入した製品) | EP-08BK-AZ(8.5インチモデル) | |
---|---|---|
サイズ | 28cm×19.2cm | 23.5cm×15cm |
重量 | 210g | 143g |
価格 (2025年3月7日時点) | 2,699円 | 1,480円 |
購入する | 購入する |
サイズで機能は変わらないので、自分に合ったサイズで選んでみてください。
電子メモパッドの活用方法
日常で電子メモパッドの活用方法をいくつか考えてみました。
①朝のタスク整理
朝のタスク整理における電子メモパッドの活用は、新たな一日のスタートをスムーズにしてくれる優れた方法です。心地よく一杯の珈琲を飲みながら、電子メモパッドに今日こなすべきタスクを書き出してみる。この時間が実は超重要で、タスクをデジタル化しつつもざっくりとメモし、一日の活動を計画することで、何をするべきかがクリアになります。優先度をつけつつ、時間の割り振りを考えるキーワードを入れ込みながらメモすることで、無意識に脳内整理が進み、効率よく動けるようになるのです。紙のメモだとどこかにしまわれて忘れ去ることもありますが、電子メモパッドはそうではありません。メモを掲示する感覚で視界に置けるため、1日のタスクをクリアする励みになります。

②オンライン会議のメモに
オンライン会議のメモ取りには、電子メモパッドが非常に便利なアイテムとして機能します。会議中にとっさに出てくる情報やアイデア、そして自らの考えを即座に書き留めることができ、PCやタブレットのメモより個人的には使いやすいと思っています。また、特に会議が連続する場合はメモの消去が簡単なため、煩わしくないのが助かります。
③パワーポイントの下書きに
プレゼン資料の作成において、最初に頭を悩ませるのが下書きの段階です。そんなとき、電子メモパッドを使うと、非常にスムーズに作業が進みます。例えば、パワーポイントのスライド構成や図表、グラフのアイデアを一勤に描くのは、途中で手直しや改善が必須のため、何度も消して書き直す必要がありますが、電子メモパッドなら簡単に書き直しや消去ができるので、ストレスが溜まらずガシガシ書けちゃいます。手書きでラフに図やグラフ、メインテーマのアイデアをスケッチすることができ、デジタルノートのように使えば、思いついたことをどんどんメモしていけるのです。これを活かして効率よくプレゼン資料を形にしていくことで、アイデアの洗練に役立ちます。
実際に使ってみた!
実際に電子メモパッドを使用してみて以下のようなメリット・デメリットがありました。
電子メモパッドでデスクがスッキリに!
電子メモパッドを手にしてからというもの、日々の仕事環境が劇的に変わりました。デスクの上はもはや紙のノートで溢れかえっていた状態から一転して、スッキリして見た目がキレイになるだけでなく、気持ちよく働くことができるようになりました。紙のノートと違って、このメモパッドは繰り返し使うことができるので、いつでも真っさらな状態からメモを書くことができるし、何より場所を取りません。サイズ感もノートとあまり変わりませんので、出社時にもサッと持ち出せて、本当に万能選手です!自宅でもオフィスでも、どの場所でもその場に合うカジュアルでオシャレなデザインで、今や手放せない存在です。
電子メモパッドで仕事がスマートに!
電子メモパッドを使うことで、仕事がどれだけスマートになるかを実感しました。なんと言っても無駄にメモを取り続けることがない(=邪魔になる内容が視界にない)ので書いてある内容に集中することができます。たとえば、電子メモパッドでプレゼン資料を下書きして、パワーポイントでスライド作成できたら、消去してまた次の下書きを行う、みたいにごちゃごちゃせずメモした内容に集中して作業できる点は実際使って良かったと思いました。あとやっぱり手書きはいいですね。キーボードを使ってアイデアってなかなか出てこないのですが、ペンを使ってアイデアを出すとスラスラ出てくる気がします。

電子メモパッドの気になる点
便利に思える電子メモパッドにも、やはり少しだけ気になる点があります。
まず消去機能を利用する際、全体を一度にクリアにする必要があります。部分的に消去することができないため、全消しする前に書き留めるべき情報は控えておく必要があります。ただこちらは消しゴム機能がある製品もあるようなので、不安であれば消しゴム機能付きの電子メモパッドを購入した方が良いと思います。
次に電子メモパッドの仕組み上、仕方ないことではあるのですが、爪とかでの記入も最悪できてしまいます。せっかく書いた内容が爪で見えなくなるといったことも発生しかねないので、取り扱いには注意した方が良さそうです。

最後に「ELECOM 電子メモパッド EP-12BK-AZ」のレビューを見てみると、ペンが細字であるため見にくいという意見がいくつかありました。私は気になりませんでしたが、よく見てみると細字の部類なので購入される際は自分に合った製品を選ぶと良いと思います。

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